ひとり旅で知床の一日ツアーに参加してみた。流氷ウォークとスノーシューイングはやる価値あり

流氷を見て船に乗るだけのつもりがアクティビティあるのを見つけて一人で参加しちゃいました。冬の北海道知床少なめに言ってサイコーでした。

目次

シンラ【冬の一日満喫ツアー】

2023.3 晴れ 気温マイナス数℃

シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)

冬の一日満喫ツアー 13100円

今回お世話になった一日ツアーの会社です。

アクティビティのコースがいっぱいあってどれにするか迷いました。丸一日遊びたかったので半日+半日を組み合わせるとか半分は違う会社のアクティビティに参加するとか悩んだんですが一日のツアーに参加してみることにしました。

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ツアースケジュール

9:00~11:30 フレペの滝スノーシューイング

12:00~1:00 お昼(各自)

1:00~2:30 流氷ウォーク

一度ホテルへ

4:00~5:30 ロケーションガイド

ホテルへの送迎付きです。時間はアクティビティ開始の時間なので集合時間はもっと早いです。

フレペの滝スノーシューイング

ホテルのロビー集合だったんですが、なんと今日の参加者全員おんなじホテルでした。

ホテルロビーでまずは必要書類にサインして装備の確認です。ガイドさんが靴とズボンをチェックしてダメな人はオーバーパンツ、長靴を貸してくれます。

準備ができたらハイエースに乗り込んで知床自然センターに出発です。

今回のメンツはガイドさん、たぶん二十代前半男性、たぶん二十代男性、たぶん二十代前半女性、私の5人のパーティです。しかも全員ひとり旅なんです。

知床自然センターに向かう途中でガイドさんが大鷲がいるから見ましょうと車を止めます。こんなに大鷲が近くにいるのは珍しいらしく急遽大鷲見学ツアーになりました。

写真の真ん中の黒い点が大鷲です。ガイドさんが双眼鏡を貸してくれたので双眼鏡を使って頑張って拡大してみました。

ひととおり大鷲を見学したら知床自然センターに出発です。

知床自然センターに車をとめて雪山トレッキングのスタートです。ハイエースの荷台から各自にスノーシュー(かんじき)が貸し出され、スノーシューを持ってスタート地点へ向かいます。

知床自然センタートイレはここで最後です。

色々レンタルしてるみたいなので個人で来る人はチェックしてください。

地図のブルーの遊歩道を通らずフレぺの滝へ大回りして森の中を歩きます。

ここからスノーシューを履いてスタートです。

開拓民が森を切り開いた跡ですね

小動物の足跡でどんな動物でどんな行動をしてるのかを想像するらしいです。ちなみにしっぽの長い動物はしっぽのあとも残るらしいです。

ここまでは開拓民が手を入れた森でこっから原生林の森になります。

フクロウが住んでます。

キツツキがあけた穴。初めてみました。

フレぺの滝に到着です。

吹きっさらしで真冬は寒くて大変だそうです。流氷と青い海のコントラスト良い感じです。良い写真取れました。

シカがいます。

帰りも新雪の雪道を歩きますが、我々のパーティしかいません。歩いた形跡もないのであたり一面新雪できれいでした。ガイドさんがこのパーティは歩けるって判断らしいです。

知床自然センターへ到着後ハイエースに乗り込んで希望の場所に降ろしてもらいます。二人はホテルで降りて僕ともう一人は道の駅で降ろしてもらいました。

ここまで積もった新雪を歩いたこともなかったのですがスノーシューを履いても時々ズボッてスネくらいまで埋まるので歩きにくいですね。

方向転換する時に自分のスノーシューを反対のスノーシューで踏んでしまってこけたり、ほかの人のスノーシューを踏んでしまったり最初はドタバタでした。

僕も方向転換の時にバランスを崩して倒れてしまったんですが、手をついたら手がズボズボって埋まってしまって起き上がるのに大変です。

※コースはガイドさんの判断で変わるので今回とは違うコースの可能性もあります。パーティの人数が多かったり遅れちゃう人がいると時間内に帰ってこれないので簡単なコースになっちゃうそうです。最悪はせっかくスノーシューを履いているのに遊歩道だそうです。

※個人でも行けますがただの散歩になっちゃうのでガイドさんいた方が良いかと思います。スノーシューなくても遊歩道は踏み固められてるので長靴でいけそうです。スノーブーツっぽいので来てる人もいました。あと一人で森に入るのは危ないのでやめた方が良いです。

服装

・モンベルのジオライン薄手(アンダーウエア)上下・ロンT・ユニクロフリース・ジーパン・スキーウェア上下・サングラス・ニットの帽子・ネックウォーマー・スキー手袋・くるぶしまでのトレッキングシューズ

スマホで写真撮るので手袋はほとんどしてなかったです。

マイナス数℃でしたがフレぺの滝まではちょうど良かったのですが、帰りは暑くて大変でした。

スノーシューを装着していてもスネぐらいまで沈むのでくるぶしまでの靴だと中に雪が入っちゃいます。なにか対策するかスネぐらいまであるスノーシューズがあればベストです。

装備

荷物は車に入れてきたので僕の持ち物はスマホくらいです。小さいペットボトルの水もポケットに突っ込んでおいたので手ぶらです。

他の人はリュックだったりポシェットだったり荷物を持っていて一眼レフ持ってる人が望遠レンズや単焦点レンズをリュックに入れていて持ち歩いてました。

僕はスマホで十分なんですがみんなカメラ持ってきてましたね。

双眼鏡を持ってきてる人がいて双眼鏡持ってくるの良いなぁって思ったんで次回は持参します。

寒いとスマホの充電の消費が早いそうなので使い捨てカイロを上着のポケットに入れておいて写真を撮らない時にポケットで温めておきました。寒すぎるのかカイロがあったかくないような気がしましたが、まぁなにもしないよりはマシですかね。

お昼休憩

道の駅で降ろしてもらってまずはスキーウエアのズボンとフリース脱いでカバンに突っ込みます。

道の駅の中にも食べ物屋さんあったんですがせっかくなのでこっちの通りの食堂をのぞいてみます。

お食事処えぞがしまさんに入ってみました。まずは昆布茶です。粉末の昆布茶は飲んだことあるんですが「都こんぶ」みたいのを入れるスタイルは初めてでしたがとってもおいしいです。

ほたていくら丼 2860円

右上の山わさび、これマジうまいです!! 僕はわさびけっこう好きなんですが苦手な人はダメかもです。

おなか一杯になった後は道の駅でお土産買いながら次のアクティビティの集合時間を待ちます。

流氷ウォーク

集合場所は道の駅です。(トイレはここが最後です)

なんグループかあるみたいです。それぞれハイエースに乗り込んで出発です。

すぐに現地に到着しました。道路わきの駐車場に車をとめてブルーシートを敷いてここでドライスーツに着替えます。

えっ!?ここで??

ロッカールームみたいのがあるのかと思っていたのでびっくりです。

靴と荷物と着替えは自分の席に置きます。

ガイドさんの説明を受けながら着替えていきますが、立ちながら着替えるのなかなかツライです。

今日は気温が高めだったのでドライスーツの中はモンベルジオライン上下、ロンT、ジーパンでした。あとサングラス。

もうちょっと寒い日はフリース着た方がいいかもでした。あと寒くて耳が痛いので対策したほうが良いです。

みんなが着替えたら手袋をして出発です。なんか手袋に穴があいてるんですが・・。大丈夫かなぁと不安だったんですが、もともと手袋は防水ではないので大丈夫だそうです。

今回のパーティは9人とガイドさんです。内訳は男女4人グループ、外人カップル、たぶん大学生男性2人、私。

しばらく歩いて凍ってる海に足を踏み入れます。時々グラグラしてる氷を踏み越えます。みんな氷が割れそうで割れないので最初はびくびくしながら歩いていたのですがだんだん慣れてきたころに氷が割れて穴に落っこちました。(笑)

女の子の悲鳴が聞こえて振り返ると胸ぐらいまで海に落っこちてます(笑)

最後にみんなで海に入ったんですが、ドライスーツ着てると全然冷たくないし全然服が濡れないんで変な感じです。

落っこちるとサングラス、メガネetcを紛失するので注意が必要です。

※スマホは着替え終わった時にガイドさんがひとグループ一台預かってくれて防水バックで流氷の上まで運んでくれます。流氷の上で各自返してもらって帰りはまた預ける感じです。スマホ以外持ってきてる人がいなかったのですが一眼レフはだめかもですね。

100円ショップで買った防水ケースを持参してんですがどっちでもいい感じですね。実際、僕しか防水ケースをつけてなかったです。防水の用途よりも落下防止で持参した方がいいと思います。海に落っこちたらおしまいです。

預けなくても良いですよって言ってもらったんですが、なんか不安なのでガイドさんに預けてました。

100円の防水ケースなんですが紐がついてないんです。自分で紐を用意しなくちゃなんでめんどいです。

グラグラしてる流氷を乗り越えたり、割れそうな氷をおそるおそる歩くのがすごい面白かったです。

さて車に戻ってお着換えしておしまいです。

僕以外は道の駅で降りたんですが、ホテルまで送ってもらわないのはなぜ?

1時間くらい休憩があるのでチャックインしてお部屋でゴロンってしてると睡魔が・・。

ロケーションガイド

荷物を置いてスマホの充電をして次のアクティビティのための準備をします。車で移動なのでそんなに厚着しなくてもいいだろうと薄着で行ったのが失敗でした。

日が落ちるにつれて寒くなっていきて車を降りると寒い寒い。北海道なめすぎました。

服装はモンベルジオライン薄手上、ロンT、スキーウエア上、ジーパン、ポケットにカイロ。

ツアー送迎車に乗り込んでガイドさんとお話ししながら各ホテルを回って参加者をどんどん乗せていきます。席はあらかじめ決まってました。

今回のパーティは、たぶん20代女性、たぶん20代女性、外人カップル、たぶん20代女性二人組と私とガイドさんで7人。

ひとり旅の人多いなぁ。

海沿いに車は走り、景色がいい感じのところで停車。

知床の美しさに感動してスマホのシャッターを切ります。

オシンコシンの滝

ふきのとうがでてました。もうすぐ春ですね。

車で移動しながら景色の良いところで車を降りて景色を鑑賞します。

車はどんどん進んで午前中に来た知床自然センターの奥に進んでいきます。ところどころ道が凍ってしまって走り慣れてないと危ないなぁって感じです。

山道を進むとスマホも電波が弱くなってきて久しぶりに圏外見ました。docomoもauも圏外です。

知床連山がきれいにみえました。この川はイワウベツ川かなぁ。

ガイドさんが事前に見つけたクマの足跡を帰りに見ようって事で現地で車を降りて足跡の見学です。

日が沈んだ頃に各ホテルを回ってツアー客を降ろして言って解散となりました。

一人で参加する人いるのかなぁとか、なに持っていけばいいのかなぁとか思ってたんですが特に問題なく一日楽しかったです。

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この記事を書いた人

30歳で脱サラして食べ物屋さんやってる41歳のお兄さんです。

少ないお休みを利用してあっちこっち旅にでます。

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