【2泊3日】お昼出発で原付二種のアドレスで246号線からの国道1号線をひた走り豊橋で1泊。翌日伊勢湾フェリー経由で三重県の伊勢神宮まで行ってきました。その日のうちに名古屋まで行ってサウナに泊まり中山道の宿場町を見学しながら甲州街道で帰ってきました。
お伊勢参りは2回目になります。前回は250ccのバイクで高速道路で往復しました。
今回は原付ツーリングだったのですが、思ったより体の疲労も少なく快適な旅でした。むしろ250ccの方が手も痺れちゃうしケツも痛くなっちゃうし僕には相性が悪いです。
伊勢神宮へ出発
午前中に仕事を片付けて出発できたのが12時でした。フェリーの最終は17:40なので今日中に伊勢神宮に到着するには名古屋経由しかありませんが、まぁ無理しないで行けるところまで行って1泊することにします。
国道1号線で箱根の峠越えは時間が掛かりすぎるので246号線で箱根の山を迂回します。
道の駅ふじおやまで最初の休憩
246号線をまっすぐでも良かったんですが、ショートカットになるのかどうか分かりませんが富士裾野線を通ってみました。
車もそんなに走ってないので明るいうちの夏場だったらこっちの方が良いかもしれないです。
国道1号線に合流するとさすがに交通量が増えますね。
トラックや乗用車がバンバン走ってるのでよちよち走ってらんないです。周りの交通量に合わせるように頑張ります。
って言うのもずっとバイパスになってるんですが、ほぼほぼ高速道路ですね。
信号も全然ないし歩行者も自転車もいません。
大きな道路がずっと続くのでとても走りやすいです。
道の駅もあっちこっちにあるので休憩しながら走ります。
原付の走れない道路
調べてはいたんですが、まさかこんなに長い距離を走れないとは・・。
逆光で見にくのですがここから125cc以下のバイクは通行できません。
ほんとになぜ??
原付二種は一般道を走ってる限り車や自動二輪車と同じ条件のはずなのになぁ。ここだけ高速道路ではないのに高速道路のルールになってるのおかしいですよね。
文句言っても仕方ないので側道を走りますがバイパスのすぐ隣を走れるので迷子になることはないです。この辺は・・。
藤江バイパスあたりから側道が分からなくなり、落ち着いてガソリン入れてから街中の東海道を走ってみました。
さすがに街中なので混んでます。
途中でバイパスに戻ろうとも思ったんですが、どこまで原付が通れないのか分からずに不安だったので行けるところまで行って川を渡った辺りからまたバイパスに乗りました。
迷子になったのはこの辺ぐらいであとはちゃんと側道があったりなんとなくで迂回できたので僕にとっての難所は藤江バイパスと静清バイパスでした。
この辺から側道を走らなくてもよくなってきたので快適に走れるようになってきました。
豊橋で一泊
さて今日はどこまで走ろうかなぁと考えるようになり浜名湖あたりで宿泊することにします。
浜名湖を通過するころにはすっかり夜ですね。コンビニで休憩してbooking.comでホテルを検索するとちょうどいいのが豊橋にあったので予約して豊橋まで向かいます。
普段は楽天トラベルを使ってるんですが、使い勝手はbooking.comの方が良いですね。
21:30頃豊橋駅に到着してバイクのコイン駐輪場を検索するとちょうど良いのがあったのでバイクを停めてから駅前をブラブラするもやってるお店が無いのですき家で牛丼とコンビニ寄ってからチェックインしました。
50cc以下は止めちゃダメで隣の自転車置き場に無料で停めて良いよって事なのかなぁ。
コンフォートホテル豊橋 4,320円朝食付き
バイクは裏の駐車場に止めてよかったみたいですが、いまさらバイクをまわしてくるのもめんどいので今回はコインパーキングです。
伊勢湾フェリー 伊良湖→鳥羽
9:30か10:50のフェリーに乗ろうと思っていたので7時には起きて朝ごはん食べます。季節によってフェリーのダイヤが変わるので伊勢湾フェリーのHPで確認してください
9:30に間に合いそうなので部屋でゆっくりしないでサクサクと出発です。
259号線をまっすぐ走ります。海沿いで気持ち良いです。
前回は42号線を走ったんですが、259号線の方が走りやすい感じです。
9時過ぎには伊勢湾フェリー乗り場に到着しましたが切符売り場がどこにあるのか分からず伊良湖クリスタルポルトって言う建物の中を探しちゃいました。
フェリーの前の仮設?みたいなところで切符売ってました。バイクの排気量で値段が違うので排気量を伝えて切符を購入します。
伊良湖→鳥羽(片道)運転手一人分込みで3200円です。
往復だと割引あるみたいですが名古屋経由で帰るので片道で購入します。
乗船時間が来たのでフェリーに乗り込みます。
船員さんにバイクの駐車場所まで誘導されて、船の揺れで倒れないように固定してくれます。今回はバイク一台だけでした。
約1時間らしいのでテラス席にいたのですが冷房の効いた客室に移って爆睡してるとあっと言う間に鳥羽に到着です。
伊良部ゆきのチケット売り場は立派ですね。
伊勢神宮 外宮
まずは外宮を目指して出発しますが、もともと有料道路の伊勢二見鳥羽ラインと有料道路の伊勢志摩スカイラインは125cc以下は通れないので37号鳥羽松坂線を通ります。
山道だしすぐそばにバイパスみたいのが通ってるので車はまったく通ってないです。
42号線を使って街中を通っていくルートもあるみたいですね。
街中に入るとあっちこっちに伊勢神宮への看板が出てくるので分かりやすいです。
伊勢神宮外宮に到着して無料の駐車場でバイク駐輪場を探してみましたが見当たらないので車の所に停めて参拝に向かいます。
駐車場も無料で拝観料も無料でどうやって成り立っているんだろう?
しかも他の神社仏閣と違って式年遷宮とか言うやつで何年かのサイクルで作り直しをやらなきゃいけないので金も手間も掛かると思うんだけどなぁ。
何かわからないけどみんな写真撮ってたので、いちをパシャリ!
前回は改装中だった[せんぐう館]にも行ってきました。
これと言って価値のある展示品があるわけでもなくレプリカで伊勢神宮のお勉強をする施設ですね。
伊勢神宮 内宮
内宮に向かってるうちにポツポツと雨が降ってきました。内宮のバイク置き場まで来たときにはザァーと降ってきて駐輪場の木陰で雨宿りです。
車の駐車場は満車で行列になってますがバイクは内宮の目の前までこれちゃいます。
さて雨もあがったので伊勢神宮内宮を参拝します。
台風とかで川上から来た大木をこいつがガードして橋を守るらしいです。ガイドさんが説明してるのを聞きかじりました。
参拝後はおかげ横丁でランチします。
とりあえず一番先まで行ってそれまでに行きたいお店をピックアップしておきました。
雨が降ってきたので歴史のありそうな雰囲気が気に入った[すし久]さんに入りますと靴を脱いで2Fの席に案内されました。
座敷の大広間ってなかなかないですよね。窓の風景も最高ですね。
平膳てこね竹1930円
通り雨が過ぎ去るのをお茶を飲みながら待たせてもらってゆっくりくつろぎます。
雨がぽつぽつになってきたのでデザートに赤福本店へ向かいます。
赤福にするか赤福氷にするかで迷って・・・。
かき氷にしました。赤福氷530円
抹茶うめぇ~
あんこ出てきました。
おもち出てきました。
[お店に要望]お茶はあったかいのが良かったなぁ。それと1個は食べるの大変なのでハーフサイズがほしいです。
おかげ横丁にあるこのスタバ良い感じじゃないですか?入ってみたかったんですがかき氷でお腹がタプタプです。
さてと雨もやんできたので名古屋に向けて出発します。
伊勢から名古屋
もちろん伊勢自動車道は通れないんですが、そのとなりに中勢バイパスがほぼ並走する感じで走ってます。
ほぼほぼ高速道路ですね。
相当急いでる人以外は伊勢自動車道いらないんじゃないかなぁ。
バイパスになってるのでとても快適に走れちゃいます。
雨もすっかりやんで良い天気です。腹もいっぱいだし眠くなっちゃいます。
名古屋に近づいたあたりで渋滞に巻き込まれました。
ちっとも動かないのでどうしたのかなぁ?って待ってたんですが、全然動かないのですり抜けて渋滞の先頭に行ってみると事故でした。
寝てたのかなぁ、伊勢方面を走ってる人が対向車線に入ってきて名古屋に向かってるトラックに正面衝突した感じです。対向車の人が突っ込んできたらバイクだったら大惨事ですね。
片側一車線の道路が事故でふさがってしまって通行止めですね。
事故処理にすごい時間が掛かりそうでしたので、どうしたもんかなぁと思ってたら一番先頭で待ってたトラックのおっちゃんが「バイク降りて押して渡っちゃえよ」ってジェスチャーするのでその案に乗ることにしました。
警察官になんか言われるかなぁと思ったんですが、車の破損物を踏まないよう渡ったらなんも言われなかったです。
いつも思うんですが、こういう時ってもっと人員増やして前の交差点で迂回するように指示するとか足止め食らってる車列を誘導して迂回させるとかしてほしいですよね。
中勢バイパスですが名古屋のあとちょっとが工事中なので最後の方だけ迂回が必要でした。完成したらすごい便利ですね。
さすがに名古屋に近づくと渋滞してきました。
早めに着いたら名古屋城とかも行ってみたのですが、今回は観光は断念して今日の宿泊先であり名古屋の最大の楽しみのサウナに向かいます。
ウェルビー栄
サ道って言うマンガとドラマを見て名古屋に来たら絶対行ってみたかったサウナです。
今回はホテルを取っていないので併設されているカプセルホテルにお泊りします。朝ごはん付きのサウナ入りたい放題で4400円でした。(男性専用施設です)
せっかく名古屋に来たのでチャックイン前に手羽先とかウナギとか味噌カツとか・・。うまいもん食べたかったのですが、お腹がいっぱいになっちゃうとととのわなくなっちゃうのでダイエットを兼ねて夕飯はなしです。
もちろんサウナに入る前のお酒は厳禁です。
さっそく館内着に着替えてサウナに向かいます。
平日の21時ごろって言うのもあるんでしょうが、思ったより人がいないです。
僕のサウナのサイクルはサウナ→水風呂→休憩を3回が基本で時間があるとたまに4回目もやるんですが今回は森のサウナ→フィンランドサウナ→森のサウナ→森のサウナにしました。
まずは森のサウナで蒸されます。ロウリュのほうじ茶みたいな香ばしい香りと時計もテレビもない静かなサウナルームで良い感じです。それとこじんまりしててスーパー銭湯のサウナとはまた違った感じです。
時計が無いので時間の経過が自分の感覚ですが最初なので早めに出て水風呂に入りますとキンキンに水が冷えててサイコーです。
本当に水風呂がキンキンに冷えてるんです。水風呂に浸かってここはサウナ好きのサウナ施設なんだなぁって感じました。やっぱりスーパー銭湯とかだと万人受けする温度になっちゃうよなぁ。
すぐに限界が来たのでベンチで休憩です。
水が冷たいからなのか体中がビンビンで一発目からととのっちゃいました。
つぎはフィンランドサウナに入ってみましたがおんなじ室内で右側はテレビの部屋で左はテレビのない部屋になってるんですが、テレビのない方は温度が低くて結局テレビのある方に移動します。
テレビの方が混んでるのはテレビが見たいだけじゃないんですね。
2回目はシャワーで汗を流してからぬるいプールに入ってみます。プールの中にベンチが置いてあるのでここで寝っ転がります。キンキンの水風呂に入るのと違って不思議な感じですが気持ち良いです。
3回目と4回目は森のサウナに入りました。誰もいなかったのでロウリュやってみましたがいい香りが漂います。
アイスサウナ&水風呂って言う業務用のウォークイン冷凍庫のなかに水が貼ってあるような水風呂にチャレンジしようと思ったんですが、なんか怖くて足だけ入れて退散してきました(笑)
ドラマの中のサウナに巡りあえて最高に楽しくととのえました。やっぱり水風呂がキンキンって最高ですね。
サウナから上がってマンガ読んでたら強烈な睡魔に襲われて12時前にはカプセルホテルの自室で爆睡してました。
7時には起きたかったのですが起きてみたら9時でした。やはり疲れてるんですかね。
朝ごはん食べてから出発します。9時出発です。
中山道 宿場町
中山道を順調に走行していて中央自動車道の中津川ICあたりでパトカーと並走するかたちになったので嫌だなぁって思ってたらパトカーがいつの間にか僕の後ろを走ってるじゃないですか!
赤橙付けて「オートバイの運転手さん左に寄せてとまりなさい」
違反してる覚えはないので「なんかの違反ですか?」って聞くと「違反した覚えがあるの?」「えっないですけど・・」????
違反じゃないけど、足をスクーターのハンドルの下のポケットに掛けてたのが危ないから注意らしいです。
他県ナンバーだしでいわゆる“ばんかけ”ですね。
免許の確認とメットインと後方BOXの確認、財布まで確認されました。なかなかしつこいばんかけです。
拒んでもめんどくさいのでどうぞどうぞって確認してるときにどこまでいくのー?とかどっか寄るのー?とか東京まで帰るのー?
って話してると、この先にある栗きんつばのお店が有名なのと中山道沿いの宿場町に寄ったほうがいいよって教えてくれて、おまわりさんが自分のスマホでこんな感じだよって宿場町の写真見せてくれました。
東京に着くのが遅くなっちゃうけど明日も休みだし寄り道していきましょう。
で、ちょこっと走ったら栗きんつばのお店[御菓子処恵那福堂]さんがありましたが、反対車線じゃん!!
たまには母親と会社の人にお土産でも買ってくかと[栗きんつば6個入1242円]購入しました。
ここの駐車場を借りてちょっと調べてみると宿場町って何か所かあるみたいですね。
岐阜のお巡りさんに教えてもらったし、せっかくなので岐阜の宿場町は行ってみようと馬籠宿を目指します。
馬籠宿
中山道からちょっと山の方に登っていくとありました。お巡りさんに道路の色が違ってるところが旧中山道ですよって教えてもらってたんで、あぁ~これかぁって感じでした。
水戸黄門大好きだったんで、ご老公一行がここを通って旅をしていたのかと思うと感慨深いものがあります。
どうせならアスファルトで舗装しないで当時のままが良かったですけど・・。
歩いて旧中山道を散歩と言うかウォーキングと言うか・・。車で言うドライブ、バイクのツーリング、旧道を歩くのが好きな人を何ていうの?リュックサックしょって歩いてる人を何人か見ました。
ここから先が宿場町ですね。車やバイクは通れないのでちょっと見学して先を急ぎます。
奈良井宿
ほんとは全部の宿場町に寄ってみたかったんですが、時間もないので岐阜一か所長野一か所にしてみました。で、グーグルで検索して寄ってみようかなぁと思ったのが奈良井宿でした。
馬籠宿からけっこう遠いです。何か所か道の駅があるので休憩しながらやっとたどり着きました。
無人の駐車場に200円入れて散策します。
江戸時代にタイムスリップしたような、日光江戸村にきたような、ドラマのセットにまぎれちゃったような、何とも言えない雰囲気です。
町の雰囲気は時代劇の町並みなんですが、車が通っていたり、お土産屋さんだったりでなんか不思議な感じです。
なんかおやつ屋さんないのかなぁと思いならが端っこまで行ってみましたが、なんもなかったので江戸時代の町並みを散歩してきました。
機関車の展示もあります。
甲州街道
中山道をずっと大回りに帰るのも考えたのですが、さずがに深夜になってしまうので甲州街道で帰ることにしました。
もう一泊して大回りで帰るのもありだったかもですね。
中山道から山をずっと下って諏訪湖までくるとさすがに街が開けてるので渋滞がすごいです。
そうそう甲州街道で諏訪湖を左回りに帰るよりも右回りの方が良さそうだったのですが、あんまり変わらないですね。
町を抜けると山間部を走りますがガソリンスタンドもコンビニもたくさんあるのでコンビニでコーヒーブレイクしながら順調に甲府までやってきました。
明るいうちに山道を通過したかったのですが、もう無理なのでガストのステーキ屋さんで夕飯にします。ほんとは温泉にでも入りたかったのですが、さすがに深夜の峠越えになってしまうので東京か神奈川でスーパー銭湯にでも寄ることにします。
夕飯を食べながら調べてたら関東のスーパー銭湯20時で閉店じゃん!銭湯は空いてるみたいなので1時までやってるそしがや温泉21を目的地にしました。
こっから先は峠越えです。日も落ちてきて標高が上がってきて寒くなってきました。Tシャツに薄手のパーカーを着ていたのですが寒いので雨合羽の上着だけ着こみます。
がっつり峠道になってきてガソリンスタンドも全然見当たりません。ガソリン満タンで良かったです。
疲れも出てきたので、かっ飛ばす車には左ウインカーだしながらゆっくり走ります。それにしてもカーブで抜かそうとするの止めてほしいです。
高尾山を越えたあたりで最後の休憩です。その先はもう街中ですね。
そしがや温泉21に23時到着
14時間の長旅でした。
東海道か中山道どっちがいいの?
結論から言うと名古屋までだったら中山道が良いです。国道1号線はトラックがバンバン走っているし、125cc以下は側道に迂回するのがめんどいです。海風は気持ち良いですけど。
中山道の方が道は分かりやすいし山間部を通るので気持ちが良いです。ただ難点は山道なので冬は積雪と寒さでバイクにはかなり厳しい状況です。
走行距離と燃費とフェリー代
フェリー代
バイク一台1600円 一人1600円 合計3200円
ガソリン代
静岡県藤枝 エネオス 3.83L@154 590円
三重県伊勢 JASS 4.10L@143 586円
愛知県春日井 出光 3.06L@147 450円
長野県塩尻 エネオス 3.05L@152 464円
東京都 出光 4.13L@146 603円
合計 18.17L 2993円
走行距離
1日目287.1km 2日目190.2km 3日目388.5km
合計865.8km
燃費 1L 47.65km
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